本ページはアフィリエイト広告を利用しています。制度の記載は厚生労働省と市区町村の公表資料で確かめ、確かめた日を各所に書いています。

同じ制度なのに、タダの区と月3,718円の区があります

安い順です。まず自分の区の行を見てください。

課税世帯の自己負担(安い順・東京23区・2026年10月2日確認)

自己負担区体系
無料品川区/千代田区/足立区品川は月々の利用料金なし/千代田は設置も月額も無料/足立区は令和5年4月から所得に関わらず負担ゼロ
月200円荒川区固定電話がある場合(携帯電話なら300円)
月286円目黒区月額(生活リズムセンサー併用で491円)
月310円北区月額(固定電話回線/機器内蔵は410円)+火災37円・安否センサ55円
月350円文京区月額(申請前に主治医の確認書が要ります)
月370円葛飾区月額(口座引落)
月400円練馬区月額
月600円中央区/杉並区/中野区/台東区中央は固定電話回線型式/杉並は所得210万円以上/中野は慢性疾患がある場合/台東は別途消費税
月1,300円中野区慢性疾患がない場合、または日中独居
月1,400円板橋区月額
月1,500円江東区月額
月2,200円江戸川区月額(状況により区から助成)
月2,618円〜3,718円墨田区固定電話型式 0円・500円・2,618円/無線型式 0円・1,100円・3,718円。どの金額が課税・非課税に当たるかは公表されていません
設置時2,700円新宿区設置のときだけ(センサーありは3,100円)
設置時8,000円世田谷区設置のときだけ(光回線は非常用電源に別途上限4,000円)
公表なし大田区/豊島区いずれも金額を公表していません。窓口に確認が必要

出典:各区の公表内容(2026年10月2日確認。新宿・中央・板橋は2026年9月12日)。非課税世帯は多くの区で無料または減額されます。詳しい区分は下の表に書いています。年度ごとに変わります。

★無料は3区(品川・千代田・足立)。いちばん高いのは墨田区の無線型式で月3,718円。 年間でいうと0円と44,616円の差です。 足立区は令和5年4月に有料から無料に変えました(それ以前は月900円、非課税・生活保護は500円)。 同じ制度でも、年度が変われば金額が変わるということです。

★中野区だけ、慢性疾患があるほうが安くなります。 慢性疾患があって常時見守りが必要なら月600円、無ければ月1,300円。倍以上違います。 日中独居の方も1,300円です。台東区は600円に別途消費税が加わり、消費税が別なのは確認した中で台東区だけでした。

★体系が3つに分かれます。①無料(品川・千代田・足立)②月額(多数) ③設置のときだけ(新宿・世田谷)。長く使うほど「設置時だけ」の区が有利になります。

★条件も区で違います。北区だけ「近隣に親族が居住していない」が条件で、 子どもが近くに住んでいると対象外になりえます。目黒区は逆に「常時寝たきりでない方」が対象。 文京区は申請前に主治医から必要性の確認書を取る必要があります。 そして自宅の鍵の預託は、確認した区すべてで必要でした。

このページの内容
  1. 23区の費用を並べる
  2. 年間でいくら違うか
  3. 合鍵は全区で必要だった
  4. 鍵を預けたくない人への制度
  5. 対象になる人
  6. 機器の中身
  7. 申請のしかた
  8. よくある取りこぼし
  9. 確認に使った一次情報
  10. よくある疑問

23区の費用を並べる

東京23区の自己負担(2026年10月2日確認)

区体系課税世帯非課税世帯生活保護
杉並区月額本人課税で合計所得210万円以上600円/本人非課税または210万円未満300円世帯全員が区民税非課税なら90円0円
練馬区月額400円300円無料
中央区月額固定電話回線型式600円/無線型式900円固定電話回線型式は無料/無線型式450円無料
板橋区月額1,400円400円無料
江戸川区月額2,200円(状況により区から助成)公表の区分なし公表の区分なし
新宿区設置時令和8年度新規設置で、開閉センサーなし2,700円・あり3,100円自己負担なし自己負担なし
世田谷区設置時8,000円(光回線等の利用者は非常用電源に別途上限4,000円)前年度住民税非課税なら免除される場合あり公表の区分なし
品川区無料月々の利用料金はかかりません無料無料
目黒区月額286円(生活リズムセンサー併用で491円)無料無料
北区月額310円(固定電話回線)/410円(機器内蔵回線)+火災安全システム37円+安否確認センサ55円無料無料
江東区月額1,500円750円免除
千代田区無料設置時も月額も無料無料区分なし(全員無料)
足立区無料利用者負担はありません(令和5年4月から)無料無料(令和5年3月までは月900円/非課税・生活保護500円)
荒川区月額固定電話あり200円/携帯電話300円0円記載なし
文京区月額350円(申請前に主治医の確認書が必要)免除(0円)公表なし
葛飾区月額370円(口座引落)公表なし(障害者向け同名制度は非課税無料)記載なし
中野区月額慢性疾患あり600円/慢性疾患なし・日中独居1,300円慢性疾患あり300円/慢性疾患なし・日中独居650円公表なし
台東区月額600円+消費税(6か月分をまとめて口座引落)300円+消費税公表なし
墨田区月額固定電話型式0円・500円・2,618円/無線型式0円・1,100円・3,718円。身体状況と所得で決まるが、対応関係は公表なし/安否確認センサは月1,000円+設置4,950円同上(区分の公表なし)公表なし
豊島区—公表なし(「身体状況や所得により自己負担あり」とのみ)公表なし公表なし
大田区—公表なし公表なし公表なし

出典:各区の公表内容(新宿・中央・板橋は2026年9月12日、ほかは2026年10月2日に確認)。自己負担額と体系は市区町村ごとに異なり、年度ごとに変わります。必ずお住まいの区の最新の公表内容をご確認ください。

まず体系が3つに分かれます。①品川区は無料(月々の利用料金はかかりません)。②杉並・目黒・北・練馬・中央・板橋・江東・江戸川は月額。③新宿・世田谷は設置のときだけ。大田区は費用を公表していません(窓口に聞く必要があります)。

★課税世帯で月額の区だけを安い順に並べると、こうなります。目黒286円 → 北310円 → 練馬400円 → 中央600円(固定電話回線)→ 板橋1,400円 → 江東1,500円 → 江戸川2,200円。 いちばん安い目黒区といちばん高い江戸川区で、年間23,000円の差です。

★北区だけ「近隣に親族が居住していない」という条件があります。子どもが近くに住んでいると対象外になりえます。 ★目黒区は逆に「常時寝たきりでない方」が対象です。重い人は別の制度に回ります。 ★江東区は自宅の鍵を警備会社に預けることが要件です(中央区・板橋区と同じ)。

そして月額の区は、住民税で分かれます。杉並区は4区分、練馬区と板橋区は3区分、中央区は機器の型式でも分かれます。江戸川区だけ、公表されている月額が区分なしの2,200円です。

年間でいくら違うか

月額の区を、1年使った場合で並べ直します。金額そのものより、差の大きさを見てください。

非課税世帯が1年使ったとき(公表値から単純計算)

杉並区と江戸川区で年25,320円の差です。江戸川区は「状況により区から助成があります」としているので、実際の負担は窓口で確認してください。

課税世帯が1年使ったとき(公表値から単純計算)

設置時だけの区(新宿区2,700円・世田谷区8,000円)は、2年目以降の負担が公表されていません。長く使うほど、設置時だけの区のほうが安くなる計算になります。

ここが実務の分かれ目です。月額の区は使い続けるほど増えます。設置時だけの区は最初にまとまった額が出ます。 「何年使うか」で、どちらが得かが変わります。80代で導入するなら数年単位になるので、月額2,200円なら2年で52,800円、設置時8,000円なら8,000円。体系の違いは、金額の違いより大きく効きます。

比べるときは「月額か、設置時だけか」を最初に見ます。そのうえで住民税の区分を見てください。

合鍵は、確認した区すべてで必要でした

ここで止まる人がいちばん多いと思います。 「他人に家の鍵を渡すのは怖い」。それでも、通報を受けて駆けつけたときに家に入れなければ制度が成り立ちません。 23区を見た限り、鍵を預けずに使える区はありませんでした。

鍵まわりで、区が公表している条件

区書かれていること
葛飾区「玄関の鍵を2組ご用意いただきます」。23区で唯一、2組必要と明記
中野区「自宅の鍵を事業者に預ける必要があり、また、ドアにチェーンはかけないでください。」チェーン禁止まで書いているのは中野区だけでした
墨田区「原則としてご自宅の鍵の複製を作っていただき、預けていただくことになります」
豊島区「自宅の合鍵を事業者に預けることができるかた」が対象条件そのものになっています
千代田区申請書に「緊急時には事業者に預けた私の鍵を使って私の住居に入室することに同意します」の同意欄。キーボックス方式か警備会社の鍵預かりかを選べます
板橋区「原則事前に緊急通報システム事業者へ自宅の合鍵1本を預けていただ」く。「緊急通報が入り現場派遣員が出動した場合は、自宅に入り救護活動を行」うと明記
中央区「24時間連絡可能な緊急連絡先と、ご自宅の合鍵が必要です」
文京区/台東区/荒川区/足立区/江東区いずれも事業者・警備会社への預託が必要(足立区は「民間受信センターへ鍵を預ける必要があります」)

出典:各区の公表内容(2026年10月2日確認)。

緊急連絡先を登録するので、頼む相手に先に話を通しておく必要があります。 板橋区は申請前に了承を得ることとしています。

鍵を預けたくない人に、別の制度があります

「鍵だけはどうしても嫌だ」という理由で緊急通報システムを諦める方がいます。 その場合に区が用意しているのが、民間の見守りサービスの費用を助成する制度です。 足立区は、鍵を預けたくない方にこちらを案内すると公表しています。

鍵を預けずに済む、区の助成(2026年10月2日確認)

区制度助成の中身
足立区高齢者見守りサービス助成初期費用13,500円・月額1,500円を上限に助成。区の公式ページが、鍵を預けたくない方への代替として案内しています
葛飾区高齢者見守りサービス助成初期設置費用の10分の9(上限15,000円)
文京区高齢者等見守りあんしん電話無料。24時間体制の電話相談窓口(原則65歳以上)
文京区高齢者見守りあんしん電球サービス無料。トイレ等の電球を通信機能付LEDに交換し、24時間点灯・消灯の動きがなければ家族等へメール通知

出典:各区の公表内容(2026年10月2日確認)。これらは駆けつけではなく、見守り・通知が中心です。倒れたときに人が来てほしいなら、鍵の預託が要る緊急通報システムのほうになります。

★文京区の電球サービスは、機械が苦手な親に向いています。 ボタンを押す必要も、ペンダントを身につける必要もありません。 トイレの電球を替えるだけで、動きが止まったら家族にメールが届きます。しかも無料です。

★ただし、どれも「人が駆けつける」ものではありません。 鍵の預託が嫌なら駆けつけは諦める、駆けつけが要るなら鍵を預ける。ここはトレードオフです。 どうしても両方欲しいなら、保険外の見守り・訪問を自費で足すことになります。

夜間や早朝の見守り・訪問を、保険外で頼める先を見る

区の緊急通報システムは鍵の預託が要り、見守りサービス助成は駆けつけを伴いません。保険外サービスは自費ですが、時間帯や訪問の頻度を決められます。料金はお問い合わせ先でご確認ください。

掲載内容は各社公式サイトの公表値です。面談・相談は無料。広告(PR)を含みます。

対象になる人

8区が公表している対象

自治体条件
新宿区「65歳以上で、以下の要件をすべて満たす方」=一人暮らしまたは65歳以上のみの世帯/慢性疾患による注意が必要/シルバーピア等に未入居
中央区65歳以上のひとり暮らしまたは高齢者のみの世帯。日中・夜間に高齢者のみになる世帯、未成年者や障害者と同居で緊急時に援助を受けられない場合も対象
板橋区65歳以上のひとりぐらし世帯/高齢者のみの世帯/日中独居世帯(同居者が週5日以上かつ1日8時間以上就労する場合)
世田谷区65歳以上の、ひとりぐらし・高齢者のみ世帯・日中独居世帯で、慢性疾患があるなど日常生活を営む上で常時注意を要する方。日中独居世帯には所得制限あり
大田区65歳以上のひとり暮らし又は高齢者のみの世帯で、病弱等により日常生活を営むうえで常時注意を要する方
練馬区区に住所を有し居住する65歳以上。慢性疾患等で日常生活に注意が必要、または要支援・要介護認定者。ひとり暮らし/高齢者のみ/日中または夜間に独居/同居者全員が重度障害等。見守り施設に未入所であること
杉並区区内に住所を有する65歳以上の高齢者のみの世帯で、慢性疾患があるなど常時注意を要する方
江戸川区65歳以上のひとり暮らし、熟年世帯、65歳以上の方がいる世帯で希望される方

出典:各区の公表内容(新宿・中央・板橋は2026年9月12日、世田谷・大田・練馬・杉並・江戸川・品川・目黒・北・江東は2026年10月2日に確認)。

★江戸川区だけ、条件がはっきり広いです。「65歳以上の方がいる世帯で希望される方」としていて、ひとり暮らしでなくても希望すれば対象になります。月額2,200円という金額は、この対象の広さと対になっていると読めます。

★練馬区は「要支援・要介護認定者」を明記しています。慢性疾患がなくても、認定を受けていれば対象になりえます。そして「見守り施設に未入所であること」という条件が入っています。

★世田谷区は日中独居世帯にだけ所得制限をかけています。ひとり暮らしなら所得制限の記載はありません。同じ区の中でも、世帯の形で条件が変わります。

「同居家族がいるから対象外」とは限りません。板橋区は「同居者が週5日以上かつ1日8時間以上就労する場合」を日中独居世帯として対象にしています。中央区も未成年者や障害者と同居で援助を受けられない場合を対象にしています。

新宿区だけ「慢性疾患による注意が必要」という条件が入っています。

機器の中身

公表されている機器

自治体内容
新宿区本体機器/ペンダント1個/希望者には開閉センサー1個/住宅用火災警報器1個
中央区固定電話回線型式と無線型式の2種類。緊急ペンダントは「自宅内に限る」。火災センサーと見守りセンサーはオプション(各50円または無料)
板橋区通報機またはペンダント型の緊急ボタンを備えた装置

出典:各区の公表内容(2026年9月12日確認)。

中央区の「自宅内に限る」は重要です。外出先では使えません。固定電話の回線を使う型式と、無線の型式で費用が変わります。

申請のしかた

申請までの順番

  1. 緊急連絡先になってくれる人に先に話す板橋区は申請前に了承を得ることとしています。
  2. 合鍵を用意する中央区・板橋区とも合鍵が必要です。
  3. 窓口で申請する新宿区は各高齢者総合相談センター・高齢者支援課・各特別出張所。板橋区は窓口・郵送のほか令和7年4月1日より電子申請フォームが使えます。
  4. 訪問調査を受ける新宿区は「申請後は職員が訪問調査を実施します」としています。
  5. 機器の設置を受ける設置後に費用が発生する区と、設置時だけの区があります。

よくある取りこぼし

月額だと思っていたら設置時だけだった(またはその逆)

新宿区は設置時、中央区・板橋区は月額です。

合鍵が要ると知らなかった

中央区・板橋区とも合鍵の預託が必要です。

緊急連絡先を勝手に登録した

板橋区は申請前に了承を得ることとしています。

外出先でも使えると思った

中央区は緊急ペンダントについて「自宅内に限る」としています。

同居家族がいるから対象外だと決めつけた

板橋区は日中独居世帯(同居者が週5日以上かつ1日8時間以上就労)も対象にしています。

申請したその日に設置されると思った

新宿区は申請後に職員が訪問調査を実施するとしています。

確認に使った一次情報

いずれも2026年9月12日に確認した公表内容です。制度の有無・対象・上限・自己負担額は市区町村ごとに異なり、また年度ごとに変わります。

よくある疑問

いくらかかりますか。

板橋区は課税世帯で月額1,400円・非課税400円、中央区は固定電話回線型式で課税600円・非課税無料、新宿区は令和8年度新規設置で2,700円(開閉センサーなし)です。市区町村ごとに異なります。

合鍵を預けるのが不安です。

中央区・板橋区とも必要としています。預け先と管理方法を窓口にご確認ください。

緊急連絡先は家族でなければだめですか。

公表内容には続柄の指定がありませんでした。板橋区は「24時間連絡可能」であることを条件にしています(中央区)。

民間の見守りサービスとどちらがいいですか。

本サイトでは判定しません。→ 離れて暮らす親の見守り

食事の配達でも安否確認をしてもらえますか。

配食サービスは配達時に安否確認を行う制度です。→ 高齢者の配食サービス
条件に当てはまらなかったとき
区の制度は「ひとり暮らし」「要介護認定がある」などの条件で切られます。同居家族がいる、昼間だけ独居、認定がまだ——このどれかに当たると、申請しても通りません。倒れるかどうかは、条件を満たしているかとは関係なく起きます。

区の条件に当てはまらなくても、今夜から置ける

緊急通報システムはひとり暮らしであることや要介護認定があることを条件にしている区が多く、同居家族がいると申請できないことがあります。部屋の出入りと動きを、離れた場所から確認できる仕組みなら、条件も申請もありません。料金と対応範囲は公式サイトの公表値です。

掲載内容は各社公式サイトの公表値です。面談・相談は無料。広告(PR)を含みます。

→ 親が出ていって帰ってこないとき:位置情報端末の貸与(区の要件と自己負担)/SOSネットワークの事前登録は、出ていく前に出しておく/高齢者のタクシー助成は手帳なしで使えるのが23区中12区

介護保険で頼めないことの記事一覧

このページが扱う範囲
本ページは、市区町村が介護保険とは別に行っている高齢者福祉サービスについての一般的な整理です。制度の有無・対象者の条件・回数や時間の上限・自己負担額は、市区町村ごとに異なります。お住まいの市区町村と地域包括支援センターにご確認ください。

一次情報の確認先

このページに書いたことは、以下の公的機関の公表情報で確かめています。制度は変わることがあるので、確かめた日を各所に書き、確認先も置いています。

次に見ておくガイド